ビンテージジョッパーズパンツのリサイズとリペア
1950年代頃のレザーパンツのリサイズとリペアの紹介です
ツーリング先で出会い
すっかり親しくお付き合いさせて頂いている
1930年代の旧いハーレーに乗る方からのご相談で
ebayで入手されたジョッパーズパンツが大きすぎるのでリサイズしたい
ということで実際にアイテムをお持ち頂き
履いてもらい検証
身長180cmの大柄な体格ながら
まるでお父さんのズボンを履いているようなサイズ感
全体のサイズ感やポケットの位置など
各所に制限されるポイントはあるものの
できる範囲で小さくしてみましょう!ということになりました
細かくチェックしていくと
裏地は継ぎ接ぎだらけ
レザー部分も補修が繰り返された様子で
裏地と一緒にミシンで縫われていたりと
解体していくだけで一苦労でしたが
驚くほどにレザーのコンディションは良く
リペア作業にかかる力に十分耐えられる程でした
裏地は丁寧に解体し
コットン100%の記事で作り直し
大きく膨らんだ太もも部分を
外側と内側で最大2cmずつ詰めた所で
一度 来店頂きウエストサイズの確認
デザイン的に違和感のない所にギャザーを寄せることで
大幅にウエストサイズを詰めることに成功
裏地を縫い合わせいよいよ完成
なんども足を運んでいただき
ぴったりサイズのお気に入りのジョッパーズパンツとなりました
早速出来上がったパンツに履き替え
愛車のハーレー(ナックルヘッド)に跨る姿は
古き良きアメリカから抜け出てきた映画のワンシーンのようでした
どうもありがとうございました
※リペアやリサイズに関しましては
レザーのコンディションが重要になります
作業の有無に関しましては当方で判断させていただきます
まずは現物と合わせてご相談ください
*革工房Taku*
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