猟師さんからオーダー頂きました
ナイフシース（ケース）の紹介です
遠方よりご来店頂けましたので
実際に使うシーンの状況などをお聞きできました（これ重要）
ナイフを腰に下げた状態で
獣に近づく際には匍匐（ほふく）前進したり
ナイフの出し入れの際に
刃がシースに当たり
シースを傷めてしまう
そしてこちらからも
狩猟の際に使いやすくて
長持ちするするよう
色々と提案させて貰いました
ベルトループは
本体と別パーツで金具をかませる事で
自由が効きます
これらは腰に下げる際には
とても便利で使いやすいです
刃とハンドル（柄）の割合により
重心のバランスは大きく異なります
刃物の出し入れは 主に獣に止め刺しをすることを前提とし
それ以外の移動時と鞘（サヤ）としての機能面に重点を置いてみました
レザーは蝋とオイルをたっぷりと含んだものを選び
タフに使う狩猟に耐えられる素材選びをしました
ナイフもお預かりして
このナイフ専用の設計となっております
１番分厚いところで６枚のレザーを重ね
丈夫な太い糸を使い
全て手縫で組み上げております
通常使うレザー用の穴あけでは
レザーが分厚すぎて貫通しないので
知人の木工所でボール盤をお借りし
正確な穴あけを行いました
あとは実際の狩猟での使い勝手が気になります
見た目以上に大事なのが使い心地です
各種職人さんからのご相談も
受け付けております
革工房Taku
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