オーダーメイドで製作した大工さんの墨壺ケースのご紹介です
友人作家さんの現場で知り合った大工さん
お互いの自己紹介から話は進み
「こんなの作って貰えますか?」
と相談を受けたのは腰道具として身につける墨壺のケースでした
私自身も大工経験がある中で
親身になって話に耳を傾けました
いろいろな体制で登ったり降りたりする大工仕事では
狭いところや高い足場によじ登ったりとする中で
道具類が引っかかって道具が落下したり
劣化した腰袋が破れたりします
使いやすくて丈夫でありながら
気を使わずに使えるケースとして選んだ素材は
地域の獣害駆除で廃棄される
鹿の皮をタンニンなめしされたジビエレザー
しなやかで扱いやすく
雨や汗などの水分による劣化も気にせず使え
メンテナンスも非常に楽なレザーです
元々使われていた墨壺ケースの破損状況をもとに
墨壺が取り出しやすく 落下しにくい様に設計しました
手前には太いペンと普通のペンが挿せ
修理する事も考えて
修理しやすい様に工夫しながら作ってみました
毎日の作業でハードに使うアイテムになるので
経年変化も凄そうです
リペアやメンテナンスで戻ってくるのも楽しみです
ご注文 ありがとうございました
革工房Taku
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