Leather Taku’s Blog

革工房Takuの作品を紹介しております

オーダーメイドの名刺入れ+財布

プレゼント用にオーダーメイドで製作した

名刺入れを兼ねた折財布のご紹介です

 

キャッシュレス化に伴い

コンパクト化な傾向にある財布ですが

今回のオーダーは名刺入れの機能に

カード入れと札入れを追加した財布でした

 

この場合 名刺とカードはほぼ似たサイズなので相性は良いのですが

札入れポケットに全てのサイズを合わせることになります

それでいてコンパクトとなるとなかなか難しいところです

 

ダークグリーンのヌメ系カウレザーに

ミシン縫いの黒ステッチの組み合わせで

ビジネスシーンでも使いやすいカラーです

 

今回の一番の工夫は名刺れのマチ部分になります

上手いこと縫しろを確保しながらも

コンパクトな名刺入れを配置できました

 

革の厚みを場所によって調整し

製作しやすくコンパクト化に成功

およそ20枚ほどの名刺が入ります

使い込んで行くうちにレザーが馴染んで

名刺の出し入れも容易になって行きます

 

カードポケットは使用頻度の高いカード2枚を手前のポケットに

その他の5枚程度はまとめて置くのポケットに収納

 

お札も10枚ぐらいは収納でき

コンパクトな折財布の完成です

 

ご注文 ありがとうございました

 

革工房Taku
 Mail  loop@leather-taku.com
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 Tel   080-2434-7514
Web https://leather-taku.com/

ターコイズコンチョのオーダーメイドウォレット

オーダーメイドで製作した折財布のご紹介です

毎年オーダー頂いているお客様からのご注文で

6年前に製作した折財布と同じレイアウトで
コンチョにはターコイズをとのご要望でした

 

ターコイズの天然石はいつの時代も人気があり

値段も高騰しております

 

今回は革質を変更し
以前製作したソフトなレザーから

ハード気味なタンニンなめしのブラックレザーに

ステッチもファスナーもブラックで統一し

よりターコイズが強調されるデザインです

 

カード類が多めの為

カードポケットもたくさん設けております

 

札入れも2層式となっており

折財布でありながら収納はたっぷり

 

縁担ぎの為に

毎回日を選ばれて納品させて頂いております

ご注文ありがとうございました

 

 

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12月の営業日

こちら京北は随分と冷えてきまして

一日中ストーブを焚く毎日となりました

 

12月の営業日カレンダーになります

子供の生活発表会等の関係で
午前中お休みしたり東京出張や年末年始で

お休みが増えます

 

平日は13~16時
土日は10~17時の営業となります

 

どうぞ宜しくお願いします

 

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500万円入るお財布

時々オーダーを頂くことのある

500万円が入る長財布のご紹介です

 

財布と言ってもポケットに収まるサイズでもなく

持ち歩くには度胸すら要るお財布ですね

 

ご商売によっては専用ケースとしてニーズがあるように思います

今回はプレゼント用として
天然石の入ったものを作らせて頂きました

 

一つは花珊瑚(コーラル)という天然石で

珊瑚礁の化石になります

もう一つはボツワナ・アゲート

オニキスとメノウからなる透明感のある石を
それぞれシンボリックにレイアウトしました

 

これらの天然石は

淡路島にお店を構える友人作家さんのところで

セレクトさせて頂いております

www.bhakti.jp

同じレザーを使いつつも

天然石の色味に合わせて

ステッチの色もホワイトとブラックを使い分け

手縫で作っております

 

100万円、200万円、200万円ずつで仕切られております

 

お札の他にカード類の収納もできます

 

これらのアイテムは実際に

私のお店で天然石を選んで頂いておりますが

下記のサイトよりお選び頂いてのオーダーも受け付けております

実店舗みたま|天然石アクセサリー通販のバクティ【bhakti】

 

物によってはレザーでホールドしにくい形状のルースもあり

厚すぎたり薄すぎたり

大きすぎたり小さすぎたり

石によっては柔らかめのものだと

使っているうちに欠けてしまったり…

 

サイトを見ながらお気に入りの天然石がありましたら

私の方へメール頂けたら判断いたします

どうぞお気軽にご相談ください

 

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山の家具工房さん

お題「ささやかな幸せ」

私にとってのささやかな幸せ
それは仲間や友人の存在です

 

ここ京都市の山間地域で暮らす
もの作りを生業とする作家仲間たちのお陰で

仕事も暮らしも とても豊かに過ごせています

豊かさとは何か? 幸せとは何か?

模索しながら暮らす仲間なのです

この度 長年温めてきたプロジェクトが

遂に形となり 公の場で発表され

そして暮らしの中に旅立って行きました

この街で出会い 長いお付き合いになる

"山の家具工房"さんとの共同作品としてyama-kagu.com「地域の材を使った椅子を作りたい

地域の動物のレザーを座面にしたい」との相談から始まり

いくつかのやり取りを経て

この度ようやく京都産の鹿の皮(獣害駆除)を使って

座面にすることが出来ました

 

そして今回で第4回となる展覧会"きょうと椅子"へ出展されました

www.kyotoisu.com

当方では在庫するジビエレザーが無かったため
お隣の南丹市美山町にある"田歌舎"さんへ行って
革材料を選んで分けて頂きました

tautasya.jp

厳しい自然界で暮らす動物たちに怪我は付きもの
レザーとして仕上がってくる革にも

無数の傷鉄砲の弾の跡があります
それこそが自然の革という事で理解してもらっております

ハイチェアーとローチェアーの2脚分を作り

展覧会も無事に終えて椅子たちも

山の家具工房さんのショールームへ帰宅

完成品をまだ見ていなかったのですが

早々に商談がまとまったとの知らせを聞き

納品の前日にようやく拝見させて頂きました

 

そして今頃はお客様のもとで

新しい暮らしの中に馴染んでいく事でしょう

 

◎改めてご紹介します
オーダー家具や木の食器など

暮らしに馴染む優しい作風に

こだわりと人柄が表れております

 

私も色々とお世話になっており

テーブルや器、道具の柄やサヤなど

使いやすいようにサポートしてくれます

是非ともwebと実店舗ともに訪ねてみてください


山の家具工房

〒601-0321
京都市右京区京北塔町宮ノ前58
℡&fax 075-853-7039
✉ toji@yama-kagu.com

毎週、木・金・土曜Open

yama-kagu.com

 

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捨てられない革製品

お題「捨てられないもの」

捨てられない革製品ってありますよね
概ね思い入れのある物かと思います
今回お手伝いさせて頂いた革製品は
中学生の頃に買ってもらったベルトです

革自体は劣化しボロボロの状態で
リメイクして何か使えるものにするには
加工と使用には耐えきれないほどのコンディションでした


そんな革製品をアートワークとして

木製フレームに入れて

インテリアとして生活に取り入れる提案です

 

バックル部分はフレームアウトさせて

額をかける際のフックとして再利用

 

長年の使用により

ボディーラインに沿うように変形したベルトは

そのまま曲線を活かして
ベルト1本丸ごと

余す事なく再利用しました

 

ベルトの先端にあたる剣先部分も

フレームアウトさせて

デザイン的にトリミングしてみました

今回のフレームは

京北で木製家具を手掛ける

Yoshida Woodworking. | 吉田木工さんとのコラボレーションになります

yoshidamakoto.jp

家具の製作過程で出る端材もまた

捨てられない物

色んな木材の端材を重ねて作ったフレームを使うことで

捨てられない物同士の共存となりました

 

使い終えたランドセルや
遺品となった革製品など
思い入れのある革製品のリメイクを

時々相談されます

 

時にこんな感じで

生まれ変わらせるのもいかがでしょうか?

 

どうぞお気軽にご相談ください

 

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商工会工業部 作品展

今週のお題「わたし○○部でした」

 

学生時代は小中高と剣道部でした

 

そして現在は商工会工業部会に属しており

木工の蒲生会長を先頭に

鉄工の高原さんと革工芸の私との3人で役員を務めております

そんな役員も2期目に入り

工業部会の活動として
「何かやりがいのある面白いことをしよう!」

ということになり

仕事の合間を縫ってミーティングを重ねました

 

「木、鉄、レザーの3つの素材と

それぞれの技術を融合させた作品作りをしよう!」

という事になり

400mm角のキューブ状のアイアンフレームに

テーマを決めてそれぞれの技術でパネル作品を作りました

 

そしてこの度

ここ京都市右京区京北にある

あうる京北 京都府立ゼミナールハウスにて

展示会を行こなう事になりました

www.kyosemi.or.jp

開催期間は12/3(土)〜25(日)9:00〜17:00までです

僕自身としては初めて挑む展示館です
なるべく多くの方々に取り組みをみて頂きたく思います

是非 こちら京北へ足をお運び御覧くださいませ

 

二条駅からの送迎バスもございます

www.kyosemi.or.jpお待ち致しております!

 

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